政策金融公庫

【完全ガイド】日本政策金融公庫の審査書類と審査の流れ

日本政策金融公庫の審査書類は、何があるか気になっていませんか?日本政策金融公庫は銀行と違って融通の利く融資が可能です。しかし必要な審査書類を用意しなければ、さすがに審査は落ちてしまいます。ではどんな書類が必要なのでしょうか。審査の流れとともに本記事にて詳しく紹介していきます。

日本政策金融公庫の審査書類は?

個人の場合

個人が日本政策金融公庫を利用する場合の審査書類は以下の通りです。

  • 融資申込書
  • 住民票の写しまたは住民票の記載事項証明書※世帯員全員(その関係を含む)が記載されているもの
  • 運転免許証またはパスポート
  • 源泉徴収票または確定申告書(写し)※どちらか最新のものをご用意ください。
  • 銀行の通帳※少なくても半年
  • 通帳のコピー(少なくとも過去6ヶ月分・コピーの場合は通帳の金融機関名が記載された部分のコピーを用意)
  • 公共料金(電気・ガス・水道・電話等)の請求書(確認できるように2種類以上用意)

法人の場合

法人が日本政策金融公庫を利用する場合の審査書類は以下の通りです。

  • 事項全部証明書
  • 担保にする場合は不動産登記簿謄本
  • 過去2年分の源泉徴収票または確定申告書の証明書
  • ローンがある場合は支払調書(現在のローン残高と月々の支払額がわかるもの)
  • 不動産賃貸借契約書
  • 運転免許証のコピー
  • 半年分の通帳のコピー
  • 会社印鑑
  • 印鑑証明書
  • 公共料金の支払い状況がわかる書類(3ヶ月分)
  • 保険や投資をしていることがわかる書類

日本政策金融公庫の審査の流れは?

(1) 事業資金相談ダイヤルに電話する

日本政策金融公庫の申し込み手続き等の問い合わせは、お電話で受け付けております。事業資金相談ダイヤルは0120-154-505(平日9:00~19:00まで受付)。日本政策金融公庫の担当者が対応します。

(2) 支店への訪問

お近くの日本政策金融公庫の窓口にいきましょう。訪問の際には、事業計画書の中でアピールしたい部分を書き出して持参してください。なお、こちらは本申し込みではなく事前の相談と言う形になります。基本的にはこちらの相談に乗ってもらった上で、融資申込書をもらって終了となります。

(3)融資申込書を支店に提出

支店に直接もっていくのも良いですし、郵送で送るのも大丈夫です。後日面談の時間は何時なのか連絡があります。

(4) 必要書類の準備

状況により、必要な書類が若干変わる場合がありますが、基本的には上記で解説してきた必要書類を準備すればOKです。

(5) 面接

面接時間は担当者にもよりますが、30分~1時間半程度です。面接時の服装はスーツを着用した方が印象が良くなりますのでお勧めです。

(6)日本政策金融公庫スタッフによる現地調査

場合によっては日本政策金融公庫の担当者が開業予定地域を確認します。案件によっては確認をする事はありません。

(7) 融資の決定

審査を合格して融資が確定したら、日本政策金融公庫と融資のための契約書を交わします。この契約をする際には、200円分の収入印紙が1枚、1万円程度の収入印紙が1枚必要になります。もちろん融資額によって異なるので注意してください(500万円以上1000万円未満の借入の場合は、1万円分の収入印紙が必要になります)。
契約後新たな必要書類をもらうことになるのでそちらに記入して、郵送します。書類の記入が完了したら、返信用封筒に入れて送付してください。日本政策金融公庫に資料が到着してから、入金まで3営業日かかります。万が一、記載内容に不備があった場合は書類が返送されてきますので、再提出する必要があります。融資までの期間が延びてしまうので、情報に不備がないか必ず確認しましょう。

(8)借入額の返済開始

ご指定の口座に入金されたら、借り入れ金額の返済が同時に始まります。ローンを組むときに返済期間を選ぶことができますが借入時に3ヶ月間の据置期間を選択した場合、最初の3ヶ月間の利息のみを支払うことになります。
4ヶ月目以降は元金返済が始まります。なお、返済日は5日、10日、15日、20日、25日、末日から選択できます。ご希望の返済日を日本政策金融公庫の担当者にお伝えください。(口座開設場所によって選べる日が異なる場合がありますので、ご注意ください)

まとめ

今回は日本政策金融公庫の必要書類について紹介しました。もし審査に挑戦するのであれば、今回紹介した書類をしっかりと集めて申請するようにしてください。

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